カワサキの世界GPで暴れまわったKR500の記憶・・・。そしてそんな血統を受け継いだカワサキKR250の中古バイクの重要購入ポイントとは?

カワサキKR350とアントン・マンク

アントン・マンクは1975年〜88年までの14年間に渡りWGPを戦い、

GP350クラスで2回、GP250クラスで3回チャンピオンを獲得した

ドイツ人ライダーです。

アントン・マンクは75年ヤマハに乗り350ccクラスのドイツ国内チャンピオン

となり76年にはモルビデリ125ccに乗りWGPで初勝利を獲得します。

アントン・マンクがカワサキKR250およびKR350をライディング

したのは、78年〜82年までの5年間で、特に81年はGP250クラスとGP350クラス合計で

15勝を上げダブルタイトルを獲得、圧倒的な速さで両クラスを完全制覇しました。

カワサキ最後の2年間はGP350クラスで2連覇を記録、350ccクラスの廃止に伴い

有終の美を飾りました。

KR350は2サイクル水冷縦置き2気筒350ccエンジンを搭載し、

最高出力72馬力/11,750rpmを発揮したと言われています。

縦置き2気筒はタンデムツインと呼ばれ、そのレイアウトからシングル並み

スリムさで、極めて全面投影面積の少ない車体を実現しました。

そのメリットは空気抵抗の小ささによる最高速の向上で、ライダーがピッタリと

収まる特徴的なバイクのリアカウルのデザインと相まって、カワサキKRはスリムさの

メリットを最大限生かす思想で設計されていたと言えます。

その後手練のライダー、アントン・マンクは87年ホンダに乗り、WGPの歴史で

最年長チャンピオンを38歳で記録しました。普段の呼称はトニ・マンク。

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