ヨシムラと辻本聡
辻本聡はヨシムラで才能開花したライダーと言えます。
84年までの目立った成績は8耐11位のみで、滑り込みでIBからIAへの昇格でした。
85年ヨシムラ入りしスズキのGSX−R750に乗るとメキメキ頭角を表し、シーズンを
通して登り調子でレース展開していき、ベテラン勢を押しのけポイントを順調に
獲得します。
その結果、ヨシムラGSX−R750と辻本聡は85年〜86年と2年連続全日本TT-F1
チャンピオンを獲得しました。
85年スズカ8耐にも挑戦し喜多/辻本組は6位に入賞します。
翌86年、辻本聡はケビン・シュワンツとペアを組み優勝を目指しますが
この年は3位入賞に終わりました。
この年から辻本はデイトナにも遠征し新しい環境で経験を重ねます。
87年にはAMA全戦出場の計画でアメリカに渡り、Daytona 200マイルでは2位に入賞します。
ところがAMAスーパーバイク第1戦で、シュワンツの転倒に巻き込まれ大怪我を
負ってしまいます。このアクシデントにより、辻本聡は事実上第一線から惜しまれつつも
退く形になってしまいました。
その後、時間をかけて無事復活し、スポットでレースにも復帰しており、
現在はレース解説者としても活動しています。
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